2017年12月14日 ガスコンロ

カセットコンロの経年劣化にご注意ください!


こんにちは、高橋です。

寒~いこの季節に、家庭でお鍋や料理にと活躍するカセットコンロ。

ご使用される前に、

 

ちょっと待って・・・・

 

カセットコンロやカセットボンベは経年劣化をします。

古くなったものや間違った使い方をしていると、火災やおもわぬ事故につながる恐れがあります。皆さんもお手持ちのカセットコンロがありましたら一度見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

お客様から処分してほしいと会社に持ち帰ってきたカセットコンロ「だんらん」。

中身を拝見してみましよう。

 

ジャジャーン!!コンロ本体バーナーともに汚れキズもなく見た目は新品同様。

見た目が昭和のデザインという感じです。

 

 

このタイプのゴトクは天板を裏返にして使うようです。なかなか斬新な仕様です。

 
製造年は1984年!!
30年以上も前の代物ですが、ここでチェックです。

 

カセットコンロのボンベを取り付ける部分にはOリングというパッキンが入っています。

Oリングはガス漏れを防ぐために非常に重要な部品なのですが、ゴム製のため使用頻度に関わらず経年劣化してしまいます。Oリングが劣化すると、ひび割れたり、変形してガス漏れの危険性が高まります。

 

カセットボンベも確認。このようなサビサビなものは使わないでくださいね。

 

ボンベ裏側に製造年月日が記載されています。

 

 

トラブルを防ぎカセットコンロとボンベを安全に使用するために、以下のことに注意して下さい。

 

  • 古いコンロはパッキンが経年劣化している可能性が高いため使用しない。製造から10年が交換の目安です。
  • ボンベは各コンロに指定されているボンベを使う。
  • ボンベを取り付ける際には合わせ位置で正しくセットする。
  • ボンベを取り付けた後は臭いや音でガス漏れがないか確かめる。点火後は火の出方を確認する。
  • 腐食の原因となる煮こぼれ等の汚れは放置せずに拭きとる。
  • 使用後はコンロからボンベを取り外す。

 

まとめ

カセットコンロの事故が起こる原因の多くは不注意や誤使用です。

カセットコンロを普段あまり使用しなくて、非常時の備えとして持っているという人もいると思いますが、未然に事故を防ぐために、お手持ちのコンロの製造年月と状態を確認し安全にご使用して下さい。