2017年07月11日 従業員のひとりごと

『サンプラザ会』の定期研修会・今年の講師はあの有名な!?


こんにちは、吉村です。

先日、弊社マインドガスと長年ガスの取引をさせていただいております、高知県内で主にスーパーマーケットを展開されている、株式会社サンプラザさんの研修会に参加させて頂きました。

 

高知市のお隣土佐市で毎年行われ、今回の研修会には、皆さんご存知の、(テレビ浅見光彦シリーズ出演等)俳優の榎木孝明さんが講師として招かれ『日本人の品格とその役割とは』という演題で90分間のお話を拝聴させて頂きました。

 

 

 

 

榎木 孝明

 

鹿児島県出身。武蔵野美術大学デザイン科に学ぶ。劇団四季に入団、1981年『オンディーヌ』で初出演。

1983年劇団四季を退団。1984年NHK朝の連続テレビ小説『ロマンス』主演でテレビデビュー、その後、俳優として、映画、テレビ、舞台で活躍。旅を好み、アジア各地を中心に世界の風景を描き続ける。毎年全国各地で個展を開催。

 

 

 

講演前の挨拶

 

榎木さん曰く、「私は昔から武術、特に古武術をしており、「気」というものをすごく大事にしています。いろんな場所で講演をしますが、講演の演題は取敢えず付けてはいるのですが、その日のお客さんの顔を見て「気」を受けて話をします。演題とは少し離れたお話になるかもしれませんがそこはご了承下さい。」というくだりから講演が始まりました。

 

 

 

講演内容

 

古武術を通じての、基本的な事の大事さ・深呼吸の大切さ、若い頃はインドに10回以上は一人旅をした事、大好きな読書の話、役者としての日本人と外国人の違い、不食の話いろんな話を聞かせて頂きました。

 

講演の終盤に語った時代劇を通じての「時代劇再生運動」。

6年前から取組んでいるという事で大きく分けて3つの取組を実行しているとの事です。

 

  • 国指導型時代劇映画を作成
  • 時代劇映画村構想
  • 教育

 

3つの内容を事細かにはお伝えできませんが、本日講演された内容の中では一番力が入ったお話でした。時代劇を通じて人間性を尊重し、負の連鎖では絶対に平和にはなれない、講演中何度も繰り返し語っていた「意識が変われば現実が変わる」、また「死生観」を取り入れ、時代劇を通じて日本の平和を、もっと大きくいえば世界が平和になれるように。

 

 

榎木さんサイン入り画

 

 

 

日常の風景は、意識がそこにあると景色が語りかけてくる。

絵を描いていると気持ちの余裕、生活の余裕を作り、描くときには自分の我が消える。

榎木 孝明

 

まとめ

すごくバイタリティーのある方だと思いました。

小さいときに「薩摩示現流」という古武術で厳しく鍛えられたのが、芸能界に入ってからも「どんな仕事でも決して手抜きはしない。言い訳はしない。たとえ損をしても後から来る得が大きい」という心構えで仕事に臨み。

 

不食を30日間続けたり、画家としても毎年個展を開催し、60歳を超えてからは「自分の事はもうそろそろいいや、人様のことで動いた事が自分の喜びなるのであれば世の為、人の為、何が出来るのかを考えたい」と。

 

私も60を過ぎると、こんなかっこいい事が言えるでしょうか?!

 

 

 

初めてお会いしましたが、楽しいお話が聞けて大変満足しております。

今後のご活躍を楽しみにしております!