【高知の滝めぐり2 龍王の滝】名水と大蛇の伝説のある場所。日本の滝百選の名瀑へ来たり。
こんにちは、高橋です。
皆さんはご存知でしょうか。高知県には3つの「日本の滝百選」に選ばれた滝があります。「轟の滝」と「大樽の滝」、そして「龍王の滝」。今回は長岡郡大豊町佐賀山にある「龍王の滝」を訪れてみました。
高知方面から高知道の大豊ICを下り、しばらく快適な国道32号を走っていきます。JR豊永駅を右に折れて、そこからは山道をひたすら登って行きますがこの道がとても狭い。対向車の往来もけっこうあったりして大変です。
20分ほど登ってやっと着きました。ここには広い駐車場があります。山の中腹なのでちょっと肌寒かったけど、プラス一枚着込んできてたので正解でした。
ここから滝まで500m、10分ほど歩くようです。
駐車場には展望台があり先に登ってみました。
景色は絶景!\(^▽^)/ とは言えないような・・・
気を取り直して滝に向かいましょう。
道は整備されているようです。しかし一部斜面が削れていて危ない個所もありました。
アップダウンのある荒れた道。
樹齢数百年の老杉の間から遠目に滝が見えてきました。
これが滝口が2段になった落差20mの「龍王の滝」です。
周りの苔むした岩壁が雰囲気を出して実にいい感じ。
滝壺は深くないけど底まで澄み切っています。
足元を流れる水もこんなに綺麗。
高知県の名水40選に選定。中内力の名前が時代を感じるなあ。
滝の前方には滝見台がありますが、ここは湿気で木が朽ちて足元が危ないようで立ち入り禁止。
滝壺には大蛇に化身した娘が住むという伝説があって、滝壺そばには天竜大神が祀られた祠もありました。
ここは空海が若い頃に修行したといわれており、少し歩くと御影堂や定福寺奥の院があります。今回はそこまで行きませんでした。
鳥居と杜。安全に帰れますようにとお参りをすませて。
さいごに
「龍王の滝」のある場所から山道をさらに登って行くと梶ヶ森頂上(標高1400m)に着きます。天文台や山荘、キャンプ場もあって、晴れた夜には満天の星空が見えるようです。四国の山々を眼下に眺める山頂からの雄大なロケーションもまた最高でした。