ガスを供給する為に必ず必要な器具、圧力調整器について
こんにちは、青木です。
今回はLPガスボンベの上に必ずついている器具、「圧力調整器」について一般の方にもわかりやすく、ざっくりとご説明します。
圧力調整器ってどんな器具?
LPガスボンベの中には圧縮された液体のガスが入っていて、とても高圧になっています。もし、ガスボンベからそのままコンロや給湯器などのガス器具に流れてしまうと、高い圧力でガス器具が壊れるどころか大変なことになってしまうのはご想像できるでしょう・・・
コンロや給湯器などのガス器具に適した圧力でガスを流す為の装置、これが圧力調整器(略して調整器と呼ぶのが業界では一般的)なのです。
(画像:一般的なご家庭の供給設備に用いられる自動切替式圧力調整器)
上記画像で調整器の周辺4か所について
①調整器の情報(メーカー、型番、容量、製造年月などを記載)
②ボンベ・調整器をつないでいる高圧ホース接続部(高圧ホースの製造年月日が刻印されています)
③囲った部分の周辺が切り替えのダイヤルになっていて、画像では左に向いています。この場合、左側(供給側と呼びます)のボンベから供給されていますが、残量が少なくなると右側(予備側)に自動で切り替わり、その際にこの部分が赤く表示されます。
④中間ガス栓になっていて、黒のツマミ部分を横にするとガスの流れをここで止めることができます。ツマミ左側の少し飛び出た部分は検査口になっていて、ガス器具使用中に調整器から送られているガスの圧力(調整圧力)を測ったり、ここから自記圧力計をつないで配管内に空気を送って配管に漏れがないか確認する漏洩検査を行うことができます。
この調整器は、ガスボンベから流れてくるガスの圧力を約2.3~3.3㎪まで下げる役割を担っていて、コンロや給湯器を安全に使用する為に欠かせないものとなっています。
ガス供給設備で何か気になること、心配なことがあった場合は供給元のLPガス販売店にご相談を
ということで、LPガスを安全に使用する為にはこういった設備が必要不可欠となっています。
気になることや心配事は販売元のガス屋さんへご連絡、ご相談してみてください。
さいごに、この休日は久しぶりに葉牡丹へ行ってきました。ということで、明日からまた気分リフレッシュで頑張っていきます!テイッ!!