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2023年06月22日 混合水栓

サーモユニットの故障。混合水栓のお取換えです。


こんにちは、高橋です。

「昨日まで正常に出ていたのに、お風呂のお湯温度が上がらない」というお問合せを受けました。

 

 

まずは状況の確認から

お客様ご自宅の給湯器リモコン設定は40℃です。

お風呂の水栓ハンドルロックは40℃でした。

水圧の変化もなく正常。

リモコン温度を60℃にして、お風呂の温度ハンドルを高温にしてみましたが、ぬるま湯しか出ませんでした。

キッチン・洗面所のお湯温度はしっかり出ているようなので、給湯器の故障ではないようです。

 

 

 

 

原因はサーモスタッド混合水栓の故障によるもの

温度ハンドル調整不良も考えられますが、このような場合はサーモユニットが故障している可能性が高いようです。サーモユニットは出る温度を調整する大事な部品です。故障するとお湯の温度が下がってしまいます。

 

先ほど確認した内容をお客様にご説明したところ、水栓は10年ほど使用していたことで、今回新しくサーモスタット混合水栓を取り付けさせていただきました。

 

 

サーモスタッド混合水栓のようなタイプの水栓はお湯とお水が混合されるため、給湯器の温度が低いと蛇口やシャワーから出てくるお湯の温度が思ったよりもぬるくなります。蛇口までの配管が長い場合も給湯器設定温度よりもぬるめのお湯が出ます。

 

サーモスタッド混合水栓を製造する各メーカーの推奨設定温度は50℃~60℃となっているようです。一般的には40℃付近での使用されるご家庭が多いので、推奨値は+10℃の50℃~60℃のご使用が効率よくお湯を調達できます。