2024年07月04日
混合水栓
お湯にならない!古くなったデッキ型水栓の交換をしました。
こんにちは、高橋です。
20年以上使用されてきたお風呂の水栓ですが、お湯側に温調ハンドルを捻ってもお水しか出なくなりました。
おそらくサーもスタッドカートリッジか温調ボンネットユニットという部品の不具合。どちらにしろ使用年数が経っていることもあり、お客さまから修理ではなく新しく交換したいというご依頼でした。
後日、交換作業となりました。同等の水栓は、すでに廃番品となっておりましたので代替品となる、KVK製デッキ型サーモ付シャワー水栓となります。
交換作業開始!
1.最初に給湯と給水のパイプナットを外します
ユニットバスには点検口がありますが、開けてみると思った以上に開口部が小さい。内部も狭いので作業に時間がかかりそうです。
2.ナットが外れると本体を上方から抜けます
取り付け穴のピッチは100mmですが、今回取り換える水栓は85,100,120対応のものとなっていますので取り付け幅の間違いがなく安心です。
3、本体を取り付け
新しく取り付けワッシャーとナットに交換し、外した手順とは逆に本体を取り付けます。
デッキ型下部に備えられているカバーをあけると、流量調整止水栓、逆止弁付きストレーナーがあり調整しやすくなっています。
最後に接合部の水漏れがないかチェックして終りです。
ユニットバスには、このようにデッキ型混合水栓が付いていることが多く、取換えは難しいと考える方もいらっしゃると思いますが、取換え自体は簡単にできるものもあります。
温度の不調、水漏れ等、シャワーホースに付着したカビなどは見た目も汚くなってくるので、新品に取換えてみるのも良いかと思います。