2024年08月01日
火災関連
【万が一の備え】使用期限切れ消火器の交換です。
こんにちは、高橋です。
先日、お客さまの台所に期限の過ぎた消火器が置いてありました。
製造年は、なんと!1973年のものでした。
家庭用消火器の使用期限は約5年となっています。材質や安全率等を基に使用期限が定められていて、それを過ぎると性能の劣化や故障の可能性が出てきてしまいます。
実際に火事が起きても役に立たないなんてことにもなりかねないです。お客さまは以前から新しい消火器にされたいと思われていたようで、今回処分して新しいものと取り替えていただくようになりました。
蓄圧式消火器へ取換え
消火器には、本体容器の中に消火薬剤と加圧用ガス容器を内蔵した「加圧式」と、消火薬剤と圧力源を封入した「蓄圧式」があります。蓄圧式には、圧力ゲージが付いています。
レバーが加圧式消火器の1/4程度の力で握れるため、お年寄りや女性にも扱いやすいです。
古い消火器は指定取引場所に持って行き処分してもらいました。
お客様の中には、古い消化器を放置したままにしてあるところもあります。消火器は中身の有無にかかわらず、不燃ゴミなどで出すことはできません。むやみに捨てれば、不法投棄になります。
火事が起こった時の初期消火ではありますが、いざという時の防災に安心の一本となりますので、備えることも大事かなと思います。