2025年12月16日 従業員のひとりごと

LPガス用マイコンメーターSについて


こんにちは、青木です。

 

 

 

 

今年も残すところあとわずかとなってきました。様々な物に「期限」というものがありますよね。食べ物であれば賞味期限や消費期限、車であれば車検期限、書類などであれば提出期限(ギクッ…

 

 

 

 

そしてガスメーターにももちろん有効期限があって、製造から10年と定められています。そこで今回はS型メーターの見方を説明していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①メーター指針

左4ケタが千の位までの表示になっていて、このメーターを通して何㎥のガスを使用したかが分かります。ちなみに9999.999を超えると一周して0からのスタートになりますが、NCUを取り付けていれば内部的には10,000㎥以上の使用量も測ることができます。

 

 

 

②メーター型式

見た目が同じような物でも、型番によって若干の違いがあります。上記画像の型番「STK25MT1c」というタイプのメーターは分計カウンタ表示が可能となっていて、使用しているガス器具の種類によってそれぞれの使用量を計測することができます。マインドガスでは冬場のガスファンヒーターの使用料金の割引をおこなっていますが、その計算もこのSTK25MT1cという型式のメーターを使用して計ることができます。

 

 

 

③製造番号

メーターの製造番号を表示しています。どこのお客様にどのメーターがついているかなどの情報を管理するためにも必要な情報です。

 

 

④液晶パネル

ガス切れを起こしたり、異常なガス圧力を感知した際は安全装置が作動してメーターでガスを遮断するようになっています。液晶パネルでは現在の状態を表示したり、遮断された際の原因などを表示してくれます。

 

 

 

 

⑤復帰ボタン

一時的にガスが止まったあとで再度ガスを使用する際は、こちらの復帰ボタンを押して1分ほど待つとメーターが復帰するようになっています。まずは販売店へ連絡して、安全を確認したうえで復帰して頂けたらと思います。

 

 

 

⑥法定交換の期限

上記画像では「2029年7月」がこのメーターの有効期限となっています。「この期限までに新しいメーターと取り替えなければガスを使い続けたらいけませんよ」と法令で定められていますので、必ず交換するようにしています。

 

 

 

⑦販売店シール

一般的にはここに供給しているガスの販売店の連絡先が書かれたシールが貼られていますので、何か問い合わせ等したいときはこちらのシールに貼られている販売店へ連絡するようにしていただけたらとおもいます。メーターの近くに置かれているガスボンベにも社名や連絡先が書かれていますが、ガスボンベの交換をしている会社とガス供給の管理をしている会社が異なることがありますので、販売店シールに書かれている方へ連絡した方が確実と思われます。

 

 

 

 

 

 

さいごに

 

 

 

今回はガスメーターの説明をさせていただきましたが、皆さんの身近にあるガス設備は他にも様々な種類がありますので、また改めてご紹介させていただけたらと思います。

 

 

 

 

という事で今回はここらへんにて。テイッ!!