約20年前のサンヨー製エアコンを、最新の三菱 霧ヶ峰に取替えました!!
皆さん、こんにちは!嶋﨑です!!(^-^)
暦は8月となり、梅雨も明けていよいよ夏本番となってきました!
日中はとにかく厳しい暑さになりますので、熱中症にならないようこまめに水分補給をされてご注意下さい。
さてそんな中、今回の記事は、、、
高知市にお住いのお客様 T様より『エアコンの調子が悪いので、新しいエアコンに取替えて欲しい』とのご依頼を頂き、エアコンの取替工事をして来ましたのでその内容になります。
それでは早速現場に向かいましょう~!
古いエアコンの撤去
2001年製の14畳用 サンヨーのエアコンです。三洋製は懐かしいですね。運転はできるものの急に運転が止まったりするようです。設置されてからもう20年程経過していますので、十分使命は果たしましたね。
それでは室外機から外していきます。
T様宅はマンションですので、配管が短く、室内機の壁裏に室外機があります。
ポンプダウンをして冷媒を室外機へ閉じ込め、配管類を外していきます。
壁貫通部分の配管隙間に廃材が詰め込まれていました。
まあ隙間を塞ぎ、塞いだ後は外から見えない部分なのでお客さんには分かりませんが、、。
ゴミと言えばゴミなんですよね、、。
配管類を切断して室内機と室外機の縁切りをします。
室内機の取外しができました。
室外機も取り外せました。
約20年間お疲れさまでした!
新規エアコンの取付作業
室内機の取付作業
それでは三菱製の最新の霧ヶ峰を室内機からつけていきます。
水平器で確認しながら背板を壁に取付けます。
貫通穴までを配管ダクトに納めますので、そのダクトのベースも長さを調節して取付けます。
次に電源線を繋ぎます。
ドレンホースを繋ぎます。
冷媒管をフレア加工します。まずは3分の低圧側から。
次に2分の高圧側です。
上手くフレア加工ができました。
ナイログという高粘度のシール材を接合部に塗布します。
冷媒ガスの漏れ防止策です。
フレア加工をした冷媒管を室内機としっかり繋ぎます。
接合部が結露をしないように断熱シートを巻きます。
テープで巻きあげて接合部は完成です。
背板に本体を掛けて室内機の取付けは完了です。
室外機の設置
室内機の裏に室外機を設置するので、配管長さが短くて比較的簡単な工事です。
冷媒管をフレア加工して室外機に繋ぎます。
ここでも接合部にナイログを塗布します。
冷媒管を繋いだら、エアコン本体・配管内の空気を抜いて配管の気密確認を行い、問題なければ冷媒を通します。
冷媒ガスを通して加圧時のガス漏れの確認も行います。
室外機も問題なく設置が完了しました。
貫通部の隙間はパテで埋めて、最後にコーキングで仕上げました。
試運転を行い、Y様に使い方を説明してエアコン設置工事は完了です!
室内ダクトカバーのビス穴も目立たないようにしました。
さいごに
エアコンの寿命は10~15年と言われています。平均すると13年くらいでしょうか?
メーカーは、「設計上の標準使用期間は10年」とうたっています。
昔のエアコンと今のエアコンでは、省エネ性能がアップして効率が良くなっていますので、電気代が大きく違ってくる場合もあります。
メーカーの部品保有年数も10年くらいが目安となっていますので、大体10年くらいお使いになられたエアコンはそろそろお取替えをおススメします。
この夏も皆さんが快適に過ごせますように。。。
それではまた!(^o^)/