故障した太陽光発電 パワーコンディショナを新しく取替えました!
皆さん、こんにちは!嶋﨑です!(^^)
今回の記事は、太陽光発電設備の修理の話です。
高知市にお住まいのO様より、太陽光発電の機器が故障して発電しなくなったので、直して欲しいとのご依頼がありました。
昨年11月にエコキュートの撤去をさせて頂いた際に撮っていました、パワーコンディショナの写真です。
この時は問題なく稼働していました。
O様の太陽光発電設備は、長州産業のシステムで、2008年に太陽光事業の専門業者に依頼し設置をされていました。
今回の故障で、O様が設置業者に連絡をされたようですが、もうその業者は事業撤退をされたとのことで、困ってマインドガスに相談をされたという経緯です。
現地調査の結果、4.0kwのパワーコンディショナの取替えのみ行うことで、発電システムは復旧することが分かりました。
O様にパワーコンディショナの取替工事見積りを提示し、工事日程を調整して作業当日を迎えました。
まずは太陽光パネルとパワーコンディショナの縁を切る作業からです。
2階の壁に設置してあります、接続箱の接続ブレーカを遮断します。
屋根上の太陽光パネルからは絶えず発電した電気が流れてきますので、ここでブレーカーを遮断しなければなりません。
発電した電気が流れて来ていないことを確認して、故障したパワーコンディショナを取外します。
難なく取外しができました。15年間お疲れさまでした!
最新型の長州産業製の4.0kwのパワーコンディショナです。
15年も経つとデザインもブランド名も変わっています。
パワコンを固定する取付板を壁にしっかり取付けます。
本体の電源接続箇所が以前の機種と異なる為、入線穴を開け直します。
壁裏はユニットバスとなっていますので、お風呂の点検口から電線を入れ直します。
定位置から電線を出すことができました。
パワコン本体を取付板に固定します。
屋根からの発電側、宅内の供給側それぞれを結線します。
これで接続作業は完了です。
遮断してあった接続箱のブレーカをONにします。
本体カバーを取付けて発電開始です!(^-^)/
さいごに
パワーコンデショナの機器寿命は、10~15年と言われています。
因みに、太陽光パネルの法定耐用年数は17年と定められており、実際には20年~30年程度使い続けることができると言われています。
パワコンは精密機器の為、設置後10年程でコンデンサーやその他半導体が劣化してしまう可能性があります。
10年を目安に点検することが推奨されていますので、その際そのまま使うのか、部品交換をするか、新しく交換するかを決めるといいと思います。
パワコンを交換しないまま使用し続けると徐々に電力の変換効率が落ちてきます。そうなると得られる電気量が落ちて太陽光発電を利用しているメリットも薄れてきます。
新しいパワコンは変換効率が向上していますので、古いパワコンを使い続けるよりもはるかに効率よく経済的に太陽光発電の活用ができます。
パワコンを交換する際のデメリットは、やはり買替えの費用がかかることが一番です。
パワコン本体の費用はもちろんですが、新しいパワコンと既設の表示モニター等の周辺機器との互換性がなくなる可能性が高くなりますので、表示モニター等も全て交換が必要となる場合があります。
パワコンの交換費用は、30万~40万程となりますので信頼のおける業者に見積りをすることをおススメします。
マインドガスのお客さまはぜひ当社へお問合せ下さい!(^-^)
それではまた!(^o^)/