2020年01月23日 台所のリフォーム

ハンドシャワーホースからの水漏れ、台所の蛇口(ワンホールタイプ)の取替え


こんにちは、高橋です。

先日、『キッチンシンク下から水漏れ早く来て~』と。お客様からご連絡がありました。

お客様にお聞きしたところ、その不具合は突然にやってきました。

夕飯を終えて洗い物をしていると、どこからかポタポタポタ・・・という音がしてきたようです。蛇口を使うとポタポタポタ・・・何気にシンク下を見てみると大変!そこは水浸し!

原因はハンドシャワーホースの劣化による水漏れでした。

このままでは使用できないので、後日に水栓の取替えとなりました。

 

水栓の取り外し

まず水を止めます。シンク下に止水栓が付いているケースが多いです。この場合は水とお湯の止水栓を止めればOK。止水栓が無い場合は家の元栓を止めます。

次に配管部分を撤去します。ワンホール水栓には、通常「逆止弁」と言われる部品が付いています。 この部品までが蛇口の付属部品です。

 

本体の固定ナットを外します。メーカー、製品によりサイズなどが異なりますが、ほとんどのワンホール水栓は裏側より固定されています。

 

【ワンホールタイプとは】取付穴が一つで穴のサイズは33㎜~39㎜です。
現在の水栓がTOTO・INAX(LIXIL)・KVK・SANEI・MYM等でしたら基本的にサイズは共通のため、そのまま取替えできます。

 

こちらの水栓は固定ナットを手で廻して簡単に外れました。

この様な穴が空いています。この穴の直径が通常直径33〜39mm位となっています。

 

新しいワンホール水栓の取り付け 

     KVK製 KM5021TEC メーカー希望小売価格 62,150 円 (税込)

 

最近のワンホール水栓は、上から簡単に本体を固定できます。メーカーにより多少異なりますが、基本的に同じ様な金具です。この部品を使えば専用工具要らず簡単にすみます。

取付した金具に水栓をはめ込み、本体を固定します。

 

 

付属品の逆止弁を取付け、給水(給湯)ホースを取付ます。ワンタッチ接続を採用しているので、奥までカチッと音がするまで差し込めば完了です。

止水栓を開いて、水漏れをチェックしたら完成です。

 

ホースの伸びるハンドシャワータイプです。

 

シャワーヘッドがコンパクトで引き出しやすく、吐水切替はヘッド部分をプッシュするだけの簡単操作となっています。

 

さいごに

今回は、新旧ともわりと作業性の良い物だったので難航する部分はありませんでしたが取り替えは、何と言っても既設品を取り外す事が一番のネックになります。

 

一般的なシングルレバー水栓の不具合は「水がしっかり止まらない」とか「吐水管の根本辺りから水が漏れる」といった様な場合が多いようです。これらは、部品交換で改善することもありますが、本体取替えをご自身で行なう場合は水漏れに十分ご注意ください。出来れば専門業者か施工のできる者に任せるほうが良いと思います。