どこで食べるかによって変わる”ところてん”
こんにちは、ブラックコーヒーを飲めるようになっただけで自分の成長を感じてしまっていた青木です。
本日8月30日は「冒険家の日」といわれております。といいますのも、
①1970年に冒険家の植村直己さんが北アメリカ最高峰マッキンリーの単独登頂に成功した日
であり、
②1989年に海洋冒険家の堀江謙一さんが世界最小のヨットで太平洋横断に成功した日
でもあります。
そこで今日は、そんな冒険家には縁のある「海」・・・「海」といえば「海藻」・・・「海藻」といえば「紅藻」・・・「紅藻」といえば「天草」・・・「天草」といえば・・・
「ところてん」!!(ようやくゴール
ということで、ところてんについて残暑厳しい夏を余計暑くさせるぐらいに熱く語ろうかと思います。
ところてんとは?
ところてんとは”天草を煮て溶かしたあと、型に流し込んで成型したもの”になります。(固める際は冷やすこともあれば、ゆっくり時間をかけて常温で固める場合もある)
私も一度、天草からところてんを作ったことがありますが、”てんつき”といわれる道具に流し込み、押し出すとよく見る形のところてんができあがります。
また、ところてんを凍らせて乾燥させたものが、お料理やお菓子にもよく使われる「寒天」になります。
ところてんの食べ方には地域差があらわれやすい
私が違和感を感じたのはそう、まだ京都で大学生をしていた頃でした。それは暑い暑い、夏の日、幼い頃から高知で育ち、食べてきた”かつおだしのところてん”を求めて京都市内のスーパーに。
が、!!!
かつおだしのところてんがない・・・
そうなんです、京都では”酢醤油、もしくは黒蜜”で食べるのが主流で、かつおだしのところてんなどは存在しなかったのです。
こちらはところてんの食べ方について、47都道府県のリアルガチな意見が投稿されている、日本列島ところてん食べ方分布”とこマップ”。各県それぞれに薬味の加え方などに多少の違いはあれど、やはりメジャーなのは酢醤油か黒蜜か・・・カツオだしは高知県ぐらいの模様です。
さいごに
どこかで偶然、たまたまところてんが食べたくなって、たまたま高知県にいらした方、もしよろしければ一度、カツオだしのところてんを食べて見てください。そして気が向いたら、すりおろした生姜とゴマを加えてみてください。
飛びます()
私はこのところてんとカツオだし1本で、ビール1本はいけます。
それでは今回はこれにて。ところていっ!