電気の使いすぎ!? ブレーカーが頻繁に落ちてしまう問題を解消しました!!
皆さん、こんにちは!嶋﨑です!(^^)
今回の記事は、どこのご家庭にもあります『分電盤・ブレーカー』についての話です。
先日、高知市にお住いの M様より、
『ブレーカーが頻繁に落ちるので困っている』
とのご相談を頂きました。
早速M様宅にお伺いし、どういう時にブレーカーが落ちるのか詳細をお聞きし、現状を確認することとなりました。
M様のお話では、赤矢印の安全ブレーカーがよく落ちるとのことでした。
この安全ブレーカーは、①ショートが起きる ②一定以上の量の電流が流れる 等の場合に、電気の供給を遮断する役割があります。
確認をしましたら、この回路は台所の照明・コンセントの回路であることが分かりました。
M様にどういう時に落ちるのかをお聞きしましたら、ご飯を炊いている時に電子レンジやオーブンを使用するとブレーカーが落ちてしまうとのことでした。
炊飯器は別のコンセントに差してあるのですが、この一つのコンセントにこれだけの高容量負荷の電気製品が集中していました。
M様はこれらの電気製品をできるだけ同時に使わないように、これまで気をつけながら生活されていたようですが、以前よりブレーカーが落ちやすくなってきたようです。
台所の電気製品や照明等、使用されている負荷を一通り確認しましたが、ショートは見当たりませんでした。
原因は、安全ブレーカー1回路に対して台所で使用する負荷が多すぎることが分かりました。
長年暮らしていく中で、少しずつ台所で使用する電気製品が増えていき、1回路では容量不足となってしまったようです。
M様宅の分電盤には予備の回路がありませんので、分電盤の外にブレーカーを別途増設し、コンセントも2カ所増やしてこれを解消することとなりました。
それでは早速作業にかかりましょう(^^)/
コンセントの増設
まずは、冷蔵庫用のコンセントを1つとるようにしました。
冷蔵庫の近くの壁に位置を決めてコンセントをビスで固定します。
M様からの希望で、できるだけ安価で、又外観は拘らないので早く作業を済ませて欲しいとのことでしたので、配線は露出で作業は速やかに行うことにしました。
理由は、家の築年数がかなり経っており、あと数年で家を解体する予定とのことでした。
2つ目のコンセントは、冷蔵庫の向かい側の壁の足元に増設することになりました。
掃除機や扇風機を運転するのに使われるそうです。
これでコンセント2カ所の増設が完了です!
ブレーカーの増設
次にブレーカーを増設します。
各安全ブレーカーの一次側の銅バーから、増設するブレーカーへ配線をして繋ぎます。
見た目がスッキリしませんが、お金をかけず、とにかく早く作業を済ませて欲しいとのM様からのご要望でしたので、限られた時間と費用の中で対応させて頂きました。
これで、頻繁にブレーカーが落ちる問題は解消することができました!(^^)
さいごに
長い暮らしの中で、流れる年月と共に家屋は老朽化し、住む人は歳を重ね生活スタイルも変化します。
新築当初は問題なかったことも、同居する家族が増えたり、減ったり、またご自身も年齢を重ね、電気製品や住宅設備のニーズが変わり次第に問題が出てきます。
マインドガスではお客さまの暮らしに寄り添えるよう、そうした問題や困りごとを解決・解消することに努めています。
ガスに限らず、家電や住宅設備、水まわりのこと等、お家の困ったことがありましたら、ぜひ一度マインドガスにご相談下さい。
それではまた!(^o^)/