先日取り付けた感震ブレーカーについて
こんにちは、濱田です。

先日、お客様からのご依頼で住宅用分電盤に後付け型の感震ユニットを取り付けてきました。
その様子は青木さんのブログで紹介されています。
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このブログでは、「感震ブレーカーとは何か」「何のために感震ブレーカーを取り付けるのか」を簡単に説明させていただきます。
感震ブレーカーとは
まず、感震ブレーカーとは、地震の揺れを感知した時にメインブレーカーに信号を送り遮断、家庭内の電気を止める装置です。
それによって地震後の電気火災を防ぐ役割があります。

通電火災とは、例えば電気ヒーターなどを使っている状態の時に地震が発生するとします。
するとヒーターは転倒します。そして大地震の場合大規模な停電になる恐れがあります。
そして避難所等に避難をして家を留守にしている間(場合によっては数日かかることも)に電気が復旧します。
すると、メインブレーカーはOFFになっていない状態なので倒れていたヒーターなどに電源が入ります。
すると絨毯などに引火して火災発生。これが電気火災なんです。
何のために感震ブレーカーを取り付けるのか
感震ブレーカーを取り付けることで揺れを検知するとメインブレーカーに信号を送り、強制的にメインブレーカーを遮断し、停電復旧後も自分でブレーカーを上げない限り通電はしませんので電気火災を防ぐことができます。

電気火災を防ぐ新常識
先ほど説明した通り、地震発生時にメインブレーカーを遮断することはもちろん、揺れを感知してからブレーカーを遮断するまでの時間を「即時・1分・3分」から選ぶことができます。
揺れが収まり、屋外へ避難する際に部屋が暗いと避難しにくいので1分後や3分後にブレーカーを遮断するように設定できます。
また、感知する震度を「5強・6弱」から選択できます。
もちろん、ドアの開閉やトラック通過の生活振動で誤作動しないように高い技術で設計されていますのでご安心ください。

どんな分電盤にも取付できるのか
基本的にはどんな分電盤にも取付できますが、メインブレーカーが漏電ブレーカーである必要があります。
あとはメーカーや分電盤のメーカーやタイプによって感震ブレーカーの種類も変わってきますので下見をさせていただく必要がありますので
マインドガスのお客さまで気になる方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。

動作確認の動画をインスタにあげていますので是非見てみてください!

近い将来必ず起こる南海トラフ巨大地震。感震ブレーカーで大事な財産を守りましょう!!

それではまた来週(^^)/



















