2024年08月12日
ガス器具の安全機能
地震によるガスメーター遮断と復帰方法。
マインドガスの山田洋介です。
先日、宮崎県で最大震度6弱を観測した地震が発生しました。それに伴い気象庁は、大規模地震が発生する可能性が高まったとして南海トラフ臨時情報の「巨大地震注意」を発表しました。今後一週間を基本として、自主的な避難も含め備えの再確認を求められています。
LPガスをご使用中に、大きな地震(震度5相当)が起こると、ガスメータがLPガスを遮断します。
LPガスについては、万が一地震が発生した場合、震度５相当以上の地震が起きると「感震機能」が働き、ガスメーターでLPガスを遮断します。もし感震機能が働いてLPガスが遮断している場合、地震が収まりガス配管に異常がなければ次の手順でガスメーターを復帰させ、LPガスが使用できるようになります（ガス配管等に異常がある場合は復帰しません）
いざという時に備えて、今一度ご確認ください。
【ガスメーターの復帰方法】
①ガス栓を閉める
②復帰ボタンを１度強く押す
③１分ほどお待ちください
④液晶画面が「〇〇〇」となれば正常に使用できます
今一度、地震の備えを再確認してください。
LPガスは、災害に強いエネルギーです。特に高知県では自主基準として下記のブログにもある通り、LPガスの供給設備に対して地震対策を行っています。これは全国的に見ても高率な取り組みとなってます。
今回の臨時発表には防災対応に応じて、①警戒 ②注意 ③調査終了の３パターンがあるようで、今回発表されたのが「注意」です。普段より地震発生の確率は上がっているとのことですが、期間中に地震が発生することを知らせているわけではないという事ですが、今一度出来る限りの備えと避難経路や家族との連絡方法などを再確認し、命を守る行動を心掛けてもらいたいと思います。
