六年振りに高知県で開催された「高圧ガス防災訓練」を見学してきました。
「モテる企業」を目指せ!を合言葉に社員と一緒に邁進してます「モテたい」高知のガス屋さん マインドガスの山田洋介です。コロナが落ち着き、インフルエンザが流行ってる今日この頃ですが、イベントなどがコロナ前に戻りつつあります。その一つに「防災訓練」があります。
今回見学してきた防災訓練は、四国四県持ち回りの「高圧ガス防災訓練」です。持ち回りなので四年に一回の頻度で高知県に回ってきますが、コロナ禍の影響もあり六年振りの開催。
高圧ガス防災訓練とは、LPガスをはじめとする高圧ガスの輸送中の事故に対し、事故当事者、高圧ガス指定防災事業所、消防、警察棟が迅速にかつ的確な措置を講じることを目的として実施されている防災訓練。
参加機関は、高知県高圧ガス地域防災協議会(高知県高圧ガス保安協会、高知県LPガス協会)と高知県警、高知市消防局です。本格的な訓練内容に、保安教育の場としても貴重な場となっていてギャラリーもたくさんいました(^^♪
私はというと、「高知県LPガス協会副会長」という立場での見学となり、関係者席でじっくりと拝見させていただきました。
高知県LPガス協会の訓練内容は・・・
〇バルクローリー防災訓練
〇LPガス燃焼比較実験
〇路上におけるLPガス漏洩事故防災訓練の3つ。
訓練に見入ってしまい、肝心の「バルクローリー防災訓練」の写真は撮り忘れてしまいまして(ーー;) 紹介できる写真は、「LPガス燃焼比較実験」と「LPガス漏洩事故防災訓練」になってます。
LPガス燃焼比較実験
LPガスは、本来ボンベ(容器)に液化した状態で入っています。ガス機器で使用する際は、気体(ガス状)の状態です。ここではガス状に引火した場合と液状に引火した場合の燃焼比較実験し、各燃焼の威力と消火する方法などを紹介しています。
ガス状のLPガスに引火した場合は、皆さんが想像する火の状態になるのですが・・・液状のLPガスに引火すると燃焼の仕方が違う!
消火には消火器を使ってその難易度を比較していきますが、液状のLPガスに引火した場合は、消火しても配管内に液が残っているため完全に消えるまでに時間がかかります(ガス化のLPガスは、消火器ですぐ消えます)このような防災訓練でないとなかなか経験できることではない貴重な体験でした(≧▽≦)
路上におけるLPガス漏洩事故防災訓練
最後は、信号のある交差点内で起きた交通事故という設定で、ボンベが道路に散乱し、衝撃により数本からガスが漏洩している。通行人が負傷した。数年前から私が訓練する側にいたころから変わらないシナリオ(≧▽≦)
以前は訓練する側でしたので、皆さんが一生懸命訓練している姿を懐かしくも、頼もしく見学していました(^^) また今までは訓練する側でしたが、今回は関係者席で見学していると思うと感慨深いものがありました。
六年振りに高知県で開催された「高圧ガス防災訓練」でしたが、訓練の様子を見て、危険物を扱っているものとしての重要性を再確認し、日頃からの備えが本当に大切だと感じました。もちろん防災訓練の必要性もしかり、事故などの対処方法なども勉強になりました。コロナで少し遠退いていた感覚でしたが(@_@;) 気を引き締めるためにすごく良い経験となりました。
今年は、まだ高知県LPガス協会として参加する防災イベントが残されていますので、コロナ前を思い出しながら頑張っていく所存です(‘◇’)ゞ