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2021年09月30日 高知の滝めぐり

【高知の滝めぐり36 しゃくぜんの滝】急斜面を降りた先に見た、岩が挟まった神秘的な滝。


こんにちは、高橋です。

今回ご紹介する【しゃくぜんの滝】は吾川郡いの町中追渓谷の奥にあります。

市内から1時間ほどで到着できるような場所になりますが、道幅の狭い場所があり車同士の行き違いも困難な所が多いので、こちらに行く人は気をつけてください。

 

 

仁淀川沿いに国道194号を走り、そこから勝賀瀬川を中追に向けて行きます。

滝はまだまだ先ですが、ここら辺の川の水は川底まで透明でとても綺麗に見えます。

 

 

中追渓谷は小さい頃に来たきりですが、その頃はわりと賑わいもあったように思います。吊り橋が老朽化してます。今はすっかり寂れてしまっている様子です。

 

 

岩肌がせり出してきて、その間を進むような感じです。

 

 

20分ほどで最終の分岐地点。ここは右に見えるお地蔵様のほうに進みます。

 

 

少し進むと、滝への降り口がありますが、ここが非常に分かりづらかったです。

ピンクテープが二重に張っているのが目印でしょうか。

 

 

ここから急斜面を下りてですが、斜面というよりほぼ垂直に近い。

幸いにもロープが途中まで繋いであったので、それを掴みながらズルズル滑りながら降りていきます。

 

 

もう少しで滝のようです。水の音が次第に大きくなってきました。

 

 

ようやく下まで降りると、そこは不思議な世界が広がっていました。

周りを緑の岩壁に囲まれた滝と滝壺のみのとても静かな世界。

 

 

【しゃくぜんの滝】15mの直瀑です。

 

 

滝の上部には巨大な岩がすっぽりと挟まっていておもしろい。

一頻り、写真を撮りながら休憩、これから帰りの登りがまた大変です。

 

 

さいごに

【しゃくぜんの滝】は車道から60mあまり急斜面下らないとたどり着けない谷底にあります。かなり危険で誰もが行ける場所ではないですが、そこには見たこともない不思議な空間が広がっています。女性だと厳しいかもしれませんが、それなりの装備を持っていかれたほうがよいでしょう。