古くなった三菱製エアコンを、新しい三菱 霧ヶ峰に取替えました!!
皆さん、こんにちは!嶋﨑です!!(^-^)
今回の記事は、今年初のエアコン取替えの内容になります。
昨年末に某施設を管理されているお客様より、『施設の2階のエアコンが古くなったので新しくしたい』とのご依頼を頂きました。
実はこの施設では、これまでマインドガスで2台のエアコンの取替えをさせて頂いております。
今回で3台目となります。
それでは早速現場に向かいましょう~!
古いエアコンの撤去
2004年製の10畳用 三菱のエアコンです。運転はできますが、もう15年程経過していますのでお取替えをされることとなりました。
それでは室外機から外していきます。
室外機は隠蔽配管にて1階に設置されていました。
配管の引き直しは不可能ですので、お客様の了解を得て既設の配管を再利用します。
ポンプダウンをして冷媒を室外機へ閉じ込め、配管類を外していきます。
簡単に室外機の取外しができました。
室内機も問題なく取り外すことができました。
15年間お疲れさまでした。
新規エアコンの取付作業
室内機の取付作業
MSZ-GV2221-W
新規のエアコンは、2021年製の三菱 霧ヶ峰 GVシリーズのシンプルなスタンダードタイプです。
前のエアコンは10畳用でしたが、今回は部屋の畳数に合わせて6畳用に変更されました。
水平器で確認しながら、まずは背板を壁に取付けます。
既設の配管への繋ぎ込みの為、短くなった冷媒管を接手を使って延長します。
だいたい9~12cmの延長となりました。
壁からの冷媒管をフレア加工します。
延長する冷媒管を繋いでいきます。
室内機を背板に掛けて下の隙間から本体と冷媒管を繋いでいきます。
無事室内機の設置が完了しました。(ブレーカはまだ落としています)
室外機の設置
劣化した冷媒管の断熱材を取り除き、テープで巻き直して室外機に繋げていきます。
冷媒管をフレア加工して室外機に繋ぎます。
冷媒管は再利用しますが、フレア部は切り直して繋ぎます。
接合部にナイログを塗布し、緩みのないようトルクレンチでしっかり締めていきます。
冷媒管を繋いだら、エアコン本体・配管内の空気を抜いて配管の気密確認を行います。
5分以上真空引きを行い、真空ポンプを止めて5分減圧が保持できるか確認します。
問題なければ次に冷媒を通します。
約1Mpaくらい加圧させて漏れがないか確認します。
減圧・加圧共に問題がなかったので弁を全開にします。
カバーを元に戻して室外機の設置は完了です。
試運転を行いエアコンの設置工事は完了です!
さいごに
既設配管を再利用し、冷媒管を延長しての設置作業でしたが、問題なく作業を完了することができて良かったです。
部屋の間取りや取付位置によっては、隠蔽配管でないとエアコン設置ができない場合があります。
また露出配管で施工するより隠蔽配管の方が見た目はすっきりします。エアコンの故障による取替えや配管の不具合等、後々のことを考えると露出配管の方が対応がし易く、隠蔽配管だと困難な場合がでてきます。
メリットデメリットがありますので、エアコン取付の際には取付業者に事前によく相談すると良いと思います。
また次の現場も頑張りたいと思います。
それではまた!(^o^)/