むろと廃校水族館の「アイデアと行動力」に感動しました。
みなさん、暑い中いかがお過ごしですか? しっかりと水分補給し、熱中症には十分気をつけてください(^^)/
高知の夏の風物詩「よさこい祭り」も終わり、高知はよさこいロスに陥ってる最中ですが(笑)「お客さま感謝祭2019」に向かって走り出した「モテまくる企業」を目指せ!を合言葉に社員と一緒に邁進していく「モテたい」高知のガス屋さん マインドガス社長の山田洋介です。
突然ですが高知県は、超がつく「人口減少・少子高齢化」が進む県。地方では子供達がいなくなり「廃校」になる小学校も出てきています。しかし、その現実をアイデアと行動力で「違うもの」に変えて価値を生み出したところ。そうです!
「むろと廃校水族館」に行ってきました!
私が向かった先は、室戸(むろと)市。高知県の東に位置し、室戸岬が有名な観光スポット。また、世界ジオパークにも認定されているところ。
そんな室戸市に2018年4月にオープンした「むろと廃校水族館」
もともとこの場所は、10年以上前に廃校になった小学校を利用して水族館として新しく息を吹き込んだ場所。娘のたってからの願いでやっと来ることが出来ました(^^)/ 水族館に到着するとそこは本当に小学校~♪
以前、社員もここに訪れたときにブログを書いてます。
高知県室戸市室戸岬町にあった旧室戸市立椎名小学校(2001年に閉校、2005年に廃校)を改修して、2018年4月に開館した水族館。運営管理は特定非営利活動法人(NPO)「日本ウミガメ協議会」のメンバーが行っている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋
閉校時には生徒の数が3人だった様子(T_T)
当時、室戸市が廃校を利用し活性化させたいと多額の投資をして設立。
「なぜ日本ウミガメ協議会の方が運営してるの?」という私の素朴な疑問・・・ちょっと調べてみると、室戸市で実施しているウミガメの学術調査を発表する場としての活用と、廃校となった小学校を惜しむ心情から運営していこう!となったようです。素晴らしい~♪
中に入ると、随所に色々なアイデアが・・・まずは「魚拓サンダル」
そして「イカ墨」で書いた書初め(笑)(他にも随所にちりばめられたアイデアたち。ぜひ実際にその目で確かめてみてください(^^)/)
校内に入るとそこは学校。机や黒板、教室もそのままに利用しています。まさに「学校らしさ」にこだわった水族館。
2階にあがると水槽で泳ぐ「ウミガメ」や「地元で採れた魚」たち。
そうなんです!客寄せの特別な生き物がいるわけでなく、地元で採れた魚たちがメイン。なのに多くの人で賑わってる!「廃校」というフレーズと「学校らしさ」というコンセプトが魚を見たいだけでなく、人の感情を引き付けるのだなと勝手に思ってます(^^) とても勉強になります!
そんな中「サメ」はめっちゃ多かった(驚)という事は、室戸はサメだらけ(^^;
メッチャこっち見てるし(笑)
これが噂の「プールの水槽」ここでもサメが多かった(笑)
アイデアと行動力
娘の強い要望で実現した今回の「むろと廃校水族館」子供達だけでなく、大人も色々と感じることのできる場所でした(^^)/
必要なくなったものに新しい命を吹き込む。それが「水族館」なんて!その発想がハンパない。
「在るもの」と「在るもの」の組み合わせで生まれたアイデアと行動力がハンパない。
「どうやって価値を生み出すか?」その一言に尽きる。色々な場所(各地)で様々な取り組みをしている中、全国でも稀な成功事例だと思います。ガス屋としても少子高齢化・人口減が加速度的に進む中、凄く考えさせられましたし、刺激になりました。
「アイデアと行動力」をもって、まずは「マインドガスお客さま感謝祭」を成功させたいと心に誓った2019夏in室戸でした(^^)/
「むろと廃校水族館」
住所:高知県室戸市室戸岬町533-2
TEL: 0887-22-0815
営業時間:9:00~18:00 (10月~3月:9:00~17:00)
定休日:年中無休
料金:大人600円 子供:300円 (小学生未満無料)