2016年06月22日 被災地で活躍するLPガス

炊き出しだけじゃない!災害時に役立つLPガス設備・機器


LPガスが災害時に強いと言われる理由には、災害時に活用できる様々な専用機器が開発されているということもあります。

それらは、集合住宅や福祉施設、自治体の施設などに多く配備されています。

また、「火を使う」以外にも様々な利用法があり、ガソリンエンジンや発電システム、ガスを使う水素燃料電池などもあります。

 

 

大型のLPガスエネルギー設備

LPガス災害対応バルク貯槽ユニット

地震や津波など大規模災害により電気や都市ガス等のライフラインが寸断された状況においても、LPガスによるエネルギー供給を安全かつ迅速に行うことを目的として開発されたシステムです。

集合住宅や福祉施設、避難所となる公共施設や学校に常備することで、ライフラインが途絶した場合もLPガスによるエネルギー供給を維持することができます。

発電機搭載タイプは炊き出しや仮設風呂などのほか、照明やパソコン、携帯電話など電気機器の電源として活用が可能。

また、既存のバルク供給設備に後付けすることで、簡単に災害対応型LPガスバルク供給システムになります。

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LPガス発電機

災害時に避難所となる公共施設や学校、オフィスや病院・銀行など電力ダウンを避けたい施設では、LPガス発電機を常備することで停電時の電力供給が可能となります。

LPガス(プロパン)とガソリンの両方の燃料を使用できるハイブリッド型発電機もあります。

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LPガス炊き出しステーション

災害時の避難所で被災者の食を支え、同時に50~120人分(※)のご飯と汁物を調理することが可能です。

移動に便利なキャスター付き、収納もコンパクトで保管場所を選びません。

※お米1人前を約0.7合で試算

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GHP(ガスエンジン・ヒートポンプ)

LPガスで冷暖房するGHPは、消費電力が非常に少なく、節電した電気を他の電気機器に使用することができます。

電源自立型なら停電時でも冷暖房ができ、さらに発電した電気は照明や通信機器など他の電気機器に使えます。

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LPガスコージェネレーション

ガスエンジンで発電し、給湯や暖房ができるのがLPガスコージェネレーション。

停電時にも運転が可能な分散型エネルギーシステムとして、病院や福祉施設、宿泊施設などで導入されているほか、家庭用には、「エコウィル」が販売されています。

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家庭用のLPガスエネルギー機器

家庭用燃料電池「エネファーム」

家庭で利用しているLPガスに含まれる水素を使って発電し、お湯を沸かせるのが、家庭用燃料電池「エネファーム」です。

暮らしのスタイルに合わせて24時間発電し、家庭で必要な多くの電力を賄うことができます。

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LPG自動車

ガソリン供給が途絶した場合でも、LPG車があれば移動手段を確保することができます。

タクシーを中心に、バスやトラック、軽トラック、乗用車、フォークリフト・清掃車などの特殊車両にLPG車が使われています。

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