高知県内公共施設への災害対応型LPガス設備の導入事例
春野総合運動公園(高知市)
導入設備
LPガス発電機30kVA×2台
LPガス容器50kg×各16本(発電機1台ごとに設置)
★県は総合防災拠点にLPガス発電機の設置を進めています。春野総合運動公園には屋内運動場と体育館に導入し、LPガス容器は72時間連続運転を想定しています。
県立青少年センター(香南市)
導入設備
LPガス発電機30kVA×1台+LPガス容器50kg×16本、
LPガス発電機10kVA×1台+LPガス容器50kg×6本
★総合防災拠点である同センターの大ホールと小ホールに発電機を設置しました。災害時には施設の照明などに利用されます。
奈路防災コミュニティーセンター(南国市)
導入設備
災害対応バルク貯槽(500kg)、災害対応ガス栓ユニット、
LPガス発電機0.9kVA×2台、LPガス発電機用供給ボックス
★停電に備えて災害対応バルク等と低圧LPガス発電機を導入し、発電機はLPガス、太陽光、軽油の3系統で電気を賄います。
三和防災コミュニティーセンター(南国市)
導入設備
LPガス発電機0.9kVA×2台、LPガス容器20kg×6本、
ガスコンロ、ガス炊飯器、LPガス発電機用供給ボックス
★南海トラフ巨大地震による津波発生時に浸水が想定されるため、LPガス供給設備は2階に設置しています。
後免町防災コミュニティーセンター(南国市)
導入設備
LPガス発電機0.9kVA×2台、LPガス容器50kg×6本、
ガスコンロ、ガス給湯器、LPガス発電機用供給ボックス
★通常は公民館、緊急時には一時避難所となります。LPガス容器にはチェーンや固定ラックなど転倒防止措置が施されています。
下知コミュニティーセンター(高知市)
導入設備
LPガス容器20kg×2本
★避難所機能を備えた施設の屋上にLPガス容器を常設しています。容器は塩害対策でアルミ製を採用し、緊急時には炊き出しも可能です。
こうなん学校給食センター(香南市)
導入設備
LPガスバルク貯槽(2.9t)、空温式ベーパーライザー、ガスエンジンマイクロコージェネレーション35kW×2台、
ガス蒸気ボイラー1.2t×2台、ほか
★県内最大規模の給食センターでは食育と防災の観点から、調理や給湯、非常用電源などにLPガス設備を多数導入しています。自動炊飯システム(写真中央)は停電時でも稼働が可能です。
高知市消防団
導入設備
LPガス発電機(0.9kVA)、
LPガス容器(5kg)
★市消防局は大規模災害時の電力確保のため、全拠点46ヵ所に低圧発電機と容器のセットを配備しています。
南国市消防団
導入設備
LPガス発電機(2.2kVA)、
LPガス容器(5kg)
★市消防本部は、全21拠点にLPガス発電機、容器の常備を進めています。電気は無線などの通信機器にも利用されます。
土佐市避難施設
導入設備
LPガス発電機(1.5kVA)、
LPガス容器(50kg)
★市は災害時に避難場所となる49の公共施設に、LPガス発電機の整備を進めています。これまで小中学校や保健福祉センターなどに導入されました。
※導入設備はLPガス関連のみ
写真提供:(株)石油化学新聞社
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