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2017年10月27日
寺やんのはじめてのお遍路
ガス屋さんが...行く【寺やんのはじめてのお遍路】(29寺やん目)
こんにちは。マインドガスの寺やんこと寺本です。
季節も秋本番となり、紅葉の頃へと入ってきます。
寺やんの、お遍路も順調に進んでおります。
それでは、今回も参ります。
四国第29番札所 摩尼山、宝蔵院、国分寺 (まにざん、ほうぞういん、こくぶんじ)
ここは聖武天皇によって全国に建立された國分寺のひとつ。
行基が開山しあとに弘法大師が厄除けに訪れ(星供の秘法)を勤修しました。
以来、国分寺は星供の根本道場となっています。
境内全体が国の史跡指定です。
本堂は長宗我部元親によって、戦国時代に再建されています。
平安中期には、(土佐日記)の作者、紀貫之が国司として、寺の近くに赴任。
付近は「土佐のまほろば」と呼ばれ、政治や文化の中心でした。
見どころ
庭園と歌碑
四季折々の花が咲く参道、創建当時七重の塔の心柱を支えた礎石、杉苔の美しい庭園がひろがります。
最後に
このお寺には、俳人「高木晴子」先生の句碑があります。
寺やんには、全くと言っていいほど歌心がなく、読むのが精いっぱいです。
皆様も句のお好きな方は、一度このお寺で一句ひねってみては如何でしょうか。
そうすれば、お大師様のパワーで、素晴らしい歌ができるかもしれませんね。
「星供」とは、星祭りとも言い、真言、天台の密教寺院で、行われる星に息災、増益、延命等を祈ること。
このお寺には、酒断地蔵様がいますが、お酒の大好きな寺やんは、もちろんこのお地蔵様には手を合わせず、スルーしてしまいました(笑)