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2017年12月07日 高知の滝めぐり

【高知の滝めぐり3 大樽の滝】高知県にある日本の滝百選。最後に訪れた場所は滝と橋の情景がとても美しかった。


こんにちは、高橋です。

滝を求めて、今回の行き先は越知町にある「大樽の滝」です。

県内に3つある日本の滝百選は、どれも県下屈指の名瀑ですが、こちらの滝はとてもやさしい幻想的な雰囲気のする滝です。

 

「大樽の滝」への道は、国道33号線「越知町10区」交差点から県道18号線を南進し約1,5㎞ほど進むと駐車場入り口があります。

ただし、駐車場に向かう道はとても狭くガードレールもないので対向車との行き違いには十分注意しないといけないです。

 

駐車場から「大樽の滝」までは、きれいに整備された遊歩道なので歩きやすい。10分ほどで滝に着きます。

歩きだすとすぐに渓流のせせらぎと木々の木漏れ日がやさしく癒してくれます。とても爽快な気分。

 

ここからは少し登り道となりますが滝まで残り200mです。さらに先に進みます。

 

 

まわりを見渡すと朽木や岩にコケがびっしりとついており、まるでジブリの森のよう。

 

 

 

 

途中マムシに注意!!の看板がデカデカとありましたが、たぶん大丈夫だろうとあまり気にすることもなく進みました。

 

そして橋の向こうに「大樽の滝」を望むことができました。遠めからの眺めですが橋と滝と周りの緑が調和して、ゆったりとした時間が流れているようでここでも癒されます。

 

橋に上がると間近で見ることができます。なかなか立派な滝です。

この断崖は、4億年以上も前の花こう岩で出来ているものらしいです。

わずか200m程度の低標高にありながら滝の落差は34mもあります。
名前の由来は大きな樽の水を撒いたように堂々と流れ落ちている姿から「大樽の滝」と名付けられたようですね。

 

今回行くことはなかったのですが、滝の上部には囲炉裏ヶ淵、中樽、上樽などの淵が点在し悲恋物語の伝説が残っており、囲炉裏ヶ淵には大蛇が棲んでいたとの伝承もあります。

 

さいごに

今回訪れた「大樽の滝」には水量があまりなかったためか、やさしい雰囲気のする穏やかな滝に感じました。また自然の中で森林浴を楽しめることもできたので個人的には大満足でした。