【温水床暖房】これから寒~くなる季節には最高です。温水床暖房の輻射熱効果がすごかった!
こんにちは、高橋です。12月ですがまだまだ気温も例年より高く暖かい日が続いております。日中は半袖でも大丈夫なくらいです。
そんな中、お客さまからご自宅の温水床暖房点検のご依頼がありました。
熱源機の点検
10年前に設置された熱源機。温水床暖房は熱源機で加熱した暖房用の温水、又は不凍液を、お部屋に設置した床暖房用温水マットに循環させ、その熱を利用して暖房するしくみです。
この熱源機には不凍液を使用していますが、数年に一回程度、目減りした分を足しています。但し不凍液をそのまま足してしまうと・・・大変!濃度が濃くなり故障の原因となってしまうことがあるようです。ですから給水をしました。
試運転
リビングに取り付けてあるリモコンはシンプルタイプです。低温~高温まで設定がありますが、中温あたりで試運転してみましょう。
この日は特に日中暖かくて、お部屋温度は26℃でした。
床表面温度は22.2℃。床を触ると少しひんやりしていますが、スイッチを入れてから20分後には一気に33.4℃まで上昇しました。今回は設定温度がちょっと高かったようですが、これなら底冷えする真冬もあったかく過ごせますね。ということで異常もなく点検完了です。
とうとう隣の部屋で遊んでいた猫たちもやってきて、ご覧の通り寝転がってしまいました。床暖房の暖かさを全身で表現しています。気持ちよさそうです。
さいごに
温水床暖房のメリット
温水床暖房は床上で約30℃の暖かい空気の層をつくります。これは「伝導」効果というもので、足元をじんわりとやさしく温めてくれます。
床面からの暖かい空気が部屋の上部へと移動する「自然対流」や遠赤外線の熱が反射する「ふく射熱」の効果により、部屋全体を暖めることができます。そして快適な温度を一定に保つことができるので、室内温度にムラができません。スイッチをオフにした後も、余熱が床面温度をしばらく保つため、ランニングコストを抑えられます。
室内に燃焼させるものが無いので、定期的な換気も不要です。お子様やお年寄りの方がいるお部屋でも安心してご使用可能ですよ。