2019年09月19日
高知の滝めぐり
【高知の滝めぐり19 不動の滝】お不動様と自然が調和した心癒される滝。
こんにちは、高橋です。
今回は安芸郡北川村小島水谷にある「不動の滝」に行ってきました。
高知市内から国道55号を奈半利町へ、そこからは国道493号に入り北川村を流れる奈半利川の枝沢である水谷まで。
これまで私が訪れた滝の中では、最も東の位置にあるのではないでしょうか。
途中からは道幅が狭いので車で行かれる方は注意してください。
入り口から遊歩道がありますが、整備途中のようでした。足元がすべりやすいので、手すりを付けてもらえると高齢者の方も安心できそうです。
鳥居を抜けて先に進みます。
少し歩くとすぐに現れました「不動の滝」
3~4メートルぐらいで大きくはないですが、周りの自然と調和して静かで穏やかな印象です。流れ落ちる水はとても清らか。
滝の側にはお不動様。
こちらの不動明王は気性が荒いらしいけれど、見た目ふっくらとしていて可愛いお不動様です。
言い伝えでは、かんばつ期にこの「お不動様」へ雨乞いに訪れると、3日以内には必ず雨が降るとされているらしく、水量が豊富でどんなかんばつでも一度も枯れたことがないらしいです。
のんびりと散策していると時間も過ぎてしまいました。夕方に来たので辺りが急に薄暗くなってきて寂しい雰囲気に。暗くなると危ないので、ほどなく撤収です。
さいごに
「不動の滝」は三の滝、二の滝、一の滝へと続く3つの滝の総称です。滝壺の壁面には磨崖仏(まがいぶつ)が彫られているのですが、今回は全貌を見ることができず残念でした。これらはまたの機会に訪れてみたいと思います。
また、近くにある「北川村温泉ゆずの宿」の対岸に滝は位置するので一緒に廻るとさらに楽しめそうです。