【高知の滝めぐり11 三樽権現の滝】苔むす岩肌と緑が清々しさを感じさせる滝。
こんにちは、高橋です。蒸し暑い日が続いていますね。少し涼を求めてぷらっと滝を見に出かけてきました。
今回ご紹介する滝は土佐町にある三樽権現(みたるごんげん)の滝、通称ごんげんの滝です。
まずは土佐町国道439号線から平石川上流へと向かいます。
分岐する道沿いに看板がありました。3,6キロとそう遠くはなさそう。
どこまでも続くエメラルドグリーン。川の底まで見えます。
山間に現れた時計台がおしゃれな校舎(旧平石小学校)ですが、今は廃校となっているようです・・・
人が渡れそうな橋。
土佐弁で危険表示しておりました。
少し進み、この橋を渡ります。あと450メートル。
滝の手前には駐車場がありました。ここからは徒歩で数分ですが、こちらにも看板があってとても親切です。初めて来る方も迷わないでしょう。
セミの抜け殻。杉の木の上でミンミンと鳴いているのは彼らですか。森林に響くセミの声は夏を感じさせますが同時に涼しくもあります。
足元を注意深く見てみると、見つけました声の主!可哀想に羽を片方失ったミンミンゼミ。こんなにも色鮮やかなセミだとは思ってなかったのでちょっとビックリです。
そして滝の音が次第に近くなって、三樽権現の滝が見えてきました。
鉄橋がグニャリ、向こう側に渡ることはできましたが・・・どうしてこうなったのか?
はい、ここが三樽権現の滝と滝壺です。落差7メートル、岩肌にしがみつくように張った苔から水が滴り落る様子は見ていると清々しいです。滝壺は深くないですが、まわりの緑に溶け込みグリーンです。
苔をクローズアップしてみると、それは可愛い形の葉っぱの集合体。
さいごに
今回、涼を求めて訪れた三樽権現の滝でしたが、自然の造形美が美しくとても印象的で癒されました。市内からのアクセスも良いので気軽に行くことができるんじゃないでしょうか。もちろん涼も感じて満足の滝でした。