混合水栓の交換工事の現場に立ち会わさせてもらいました!
『まずは水の元栓を閉めるんだよ、嶋﨑君!』
混合水栓マイスターの寺本さんです。
先日の寺本さんのブログにありましたが、混合水栓の交換工事の現場に修行の為ご一緒させて頂きましたので、今回の記事はそれになります。
↓ 寺本さんのブログ記事 ↓
作業の流れや内容は同じになりますが、私の視点から見た内容、感じたことを綴ってみたいと思います。
いざ、交換作業開始!!古い混合水栓の取り外し作業
交換作業に入る前にまずは水の元栓を閉めるそうです。基本ですね。
今回交換する混合水栓は、TOTO製の25年程お使いになられたサーモスタット付きシャワー混合栓です。
工具を準備して早速取り外し作業にかかります。
さすが混合水栓マイスター!手慣れたものであっという間に混合水栓とシャワーヘッドを取り外されました。
次にソケットを外していきます。
これは壁の中へ入る水とお湯の配管と繋がっていますので、当たり前ですが、作業ミスで破損等をしてしまうと大変な事になります。現場によっては配管が劣化している事もありますので、注意が必要とのことでした。この辺りはやはり経験がものを言いいます。
慎重に作業を進め、無事にソケットを取り外すことができました。
新しい混合水栓の取付
今回新しく取付ける混合水栓はKVK製の壁付サーモスタット式シャワー混合栓です。
スタンダードなサーモスタット式の混合水栓です。
混合水栓の交換はこの機種選定が肝だと私は思います。
不具合のあった時にお客様宅に出向き、まずは現場確認(現地調査)を行います。
その際、今お使いの混合水栓の種類や形状、既存の配管の状態等をしっかり確認した上で、お客様の希望する新しい混合水栓を選定する。混合水栓のメーカー、種類、形状、値段等々、多岐にわたって選択しなくてはなりません。お客様のご希望だけで進めると実際配管と合わなかったり、使い勝手が悪くなったりということが起こり、工事日当日で済まなかったり、手直しをしなくてはならなくなります。
きっちり適合する機種を選定されているのは凄いことだと思います。
これもこれまで培った経験だと思います。
新しい混合水栓を箱から取出しソケットから取付けていきます。
ソケットが難なく取付けできました。
ソケットに本体部を取付けます。
これは調整をしながら固定していきます。
匠の目と手の感覚で適正な位置に合わします。
水準器は当てにならないそうです。
真剣です。
最終的に水準器で確認をされていました(^ ^)
位置が決まれば後はしっかりと固定します。
ソケットカバーとシャワーホースと吐水口を取付けて交換作業は完了です(^-^)
シンプルでスタイリッシュなシャワー混合栓になりました!(^^)
『最後にここを開けるんだよ、嶋﨑君!』
と、匠のお言葉を頂いて混合水栓の交換作業は終了となりました。
さいごに
難なくさらりと混合水栓の交換作業をされましたが、これまで色んな現場で経験を重ねられて今に至っていると寺本さんはおっしゃっていました。こうして現場にご一緒させて頂いて、これまで培ったノウハウや技術を教えて頂くことはとても有難いことだと思います。教わったことはしっかりと自分の身につけていきたいと思います。
それではまた!(^o^)/